今回は物置をDIYで組み立ててみたのでその様子を紹介します。
物置の組み立ては初めての挑戦でうまくできるか不安でしたがなんとか一人で組み立てることが出来たので参考にしていただければと思います!
購入した物置はこちら
カインズホームオリジナル物置のグラッセシリーズ(型番GLA6-167)
2023年5月では廃番なのか調べても詳細がでてきませんでした。
物置をDIYで組み立てしよう!と決めた理由は、『設置費用を節約したいから』でした
結論からいうとDIYで組み立てて正解でした。
というのも
- 希望通り設置費用を節約できた!
- 組み立て時間も約3時間でできた!
- 物置とはいえ組み立てた達成感がある!
もちろん良いことばかりではなかったですが、私はDIYでやってみて正解だったと感じています
この記事では、そのあたりも詳しく紹介してくので参考にしていただけたらと思います。
準備するもの(実際に使った道具)
物置を組み立てをして実際に使った道具を紹介します
- 電動ドリル(インパクトドライバー)
- 水平器
- メジャー(コンベックス)
- 滑り止め付き手袋
- 板(基礎の水平を測る時に使う)
これだけあれば組み立てできます。
この中でも上3つが重要なのでもう少し詳しく紹介します
- 電導ドリル(インパクトドライバー)
手回しのドライバーでも出来ないことはないですが、かなり大変なのであまりおすすめしません。
私が使っているドリルはマキタのDIYモデルのインパクトドライバー
パワー十分でバッテリーも2個ついてこの値段はかなりコスパいい電動ドリル
今後もDIYを本格的にしたい!という方におすすめ
電動ドリルは購入しなくてもホームセンターのサービスでレンタルも出来るのでうまく活用しよう!
- 水平器
特に一番大事な工程の基礎ブロック設置の時に使います
これがないと物置をDIYで組み立てるのは無理だと思った方がいいレベルで必要な道具
安いのでもなんでもいいので1つ購入しましょう
おすすめはマグネット付のものが使いやすいです
- メジャー(コンベックス)
基礎を設置するときにサイズを確認するのに必要
これも最低限必要な道具なのでなければ購入しましょう
ネットやホームセンターでも販売していますが、100円ショップのでも全然OK
本格的なものが欲しければタジマが使いやすいのでおすすめ
物置組み立ての様子
実際に物置の組み立てを一人で行ってみたのでその様子を順に紹介していきます。
組み立て①商品購入~開封
私の場合はカインズホームのエクステリアセンターに実際に見に言って購入を決めました
物置を見に行く前に済ませておきたいポイントは
- 設置場所を決める!
- 設置場所に置ける寸法を計測しておく!
- 何を入れるかある程度考えておく!
最低限これだけは済ませておきましょう!
ただ闇雲に見ていても時間の無駄ですからね。
我が家は『サイズ』『値段』が決め手となりこれに決定しました
なんとか我が家の日産セレナでは後部座席を名一杯使って積み込むことができました
カインズホームなら2時間無料のトラックもあるので積み込めなくてもレンタルすることで配送費も節約できますよ
早速開封してみますが、段ボールにNO.1と書いてあるものから開けてみます
色々な種類の金具類が入った袋と床材が入っていました
そしてまず探していた組み立ての説明書も一緒にNO.1に入っていました
まずは説明書を見つけましょう!
組み立て②基礎編~床設置
説明書が見つかったのでしっかり読んでその通りに作業していきます。
まずは基礎から
ちなみにブロックは物置購入のタイミングでエクステリアセンターの方が準備してくれたので必要な個数がわからなければ聞いてみるといいですよ
我が家の設置場所はここ
砂利の上です
家の裏側に当たる部分になります。
とりあえず、ブロックを適当に並べてみる
電動ドリルを使って組み立てる場合、物置の裏側にドリルが入る分のスペースも確保しないと組み立てできないので気を付けてください!
説明書に地固めが必要とありますが、ブロックを置いてみて沈む感じがなかったのでこのまま置くことにしました。
まだ地面が固まっていない土の上に置く場合は、地固めが必要です
メジャーを使い寸法を測りながら水平器でブロックの高さを調整していきます
写真のようにブロック同士に橋を渡して水平をだします
この基礎ブロックの水平を出す作業がじれったいですが、きちんと行わないと傾きや隙間の原因になるためしっかり行います
ブロック全体の水平と寸法がでたら床材を載せる
けっこう重いですが一人でも十分運べました
ここでも水平器を使って水平の確認
なんでもそうですが、基礎が一番大事なのできちんと行います
組み立て③側面パネルとランマの取り付け
次に行う作業はこれ
左右側面のパネルをビスで固定する
NO.2の段ボールを開けると側面パネルと柱的なものが一緒に入っていました
カラービス使用と書いてあるのでこれと電動ドリルを準備
ちなみに手回し用の工具も金具と一緒に入っていますが本当に簡易的なものなので、手回しでやるなら100円ショップでもいいのでドライバー買ってくることをおすすめします
使っている電動ドリルはマキタのDIYモデルのインパクトドライバーで、家具の組み立てや今回の物置組み立てなどDIYならコスパ最強かなと個人的には思っています
側面パネルを持ってきてビスを打つ
側面パネルが床材の下にはめ込むような設計になっているのではめ込むとビスで止めていなくも自立しましたが、風が強い日はちょっと作業がやりずらいし危険かもしれません。
とりあえず左右取り付けてみましたがめっちゃグラグラしてる・・・
次のこのランマ部分を取り付けていくのですがこれが見当たらない!
一緒の段ボールに入っていた柱みたいのは違う部材で結局残りの段ボールを全部開けることに。
そしてやっと見つけたのが写真の部材。
この間側面パネルがずっとグラグラしていて不安だったのですぐに取り付けます。
まずは前ランマから
ランマをはめ込むと安定しました
カラービスで固定
こちらが後ランマ
これも同じくビスで固定
これで側面パネルが風を受けてもグラグラすることがなくなり一気に安定感がでました
組み立て④後パネルの取り付け
次は後ランマと床材に柱を取り付けていきます
後ランマに穴があるのでそこに柱を差し込む
上からはめてから床材にはめ込むようになっています
柱は2本あるので同じように取り付け
次に後側のパネルを取り付けていきます
側面パネルの時も思いましたが想像以上にペラペラで風に煽られます
計3枚仮置きした様子
これもビスで固定します
棚柱を物置の中心に取り付ける
写真の金具を後ランマに取付
ここに棚柱がつきます
写真中央の柱が棚柱
組み立て⑤屋根取付
次にこちらの金具を屋根に取り付けるみたいです
屋根は・・・これ!
でかい!床材よりも重量があるように感じます。
屋根側を下にして側面の部分に先ほどの金具をつけます
中央にはこちらの金具
部品を取り付けたら屋根を載せていきます
一人でもなんとか持ち上げて載せることができましたが、けっこう大変なので二人でできるなら手伝ってもらった方が安全です。
屋根がついたーと思ったら前後逆だったのでやり直し・・・確認してから載せましょう。
組み立て⑥棚柱と可動棚の設置
屋根をつけたら側面に棚柱を取り付けます
この柱には壁と設置する面に両面テープがついていたので両面テープで取り付け後ビスで止めます
ちなみに屋根の正しい向きはこちら⇩
先ほど屋根の中心に取り付けた金具に棚柱をつけます
ここで屋根を固定するみたいです。そういえばビス打ってなかったなと・・・
完成まであと少し!
棚柱が全てついたので可動棚を設置してみます
棚受けはこちらの金具
この穴にはめます
フックみたいに引っ掛けるだけで簡単に高さを変えることが出来るのでいいですね
これを4箇所つけて
そこに棚をのせる
おー、いい感じしっかりしています
とりあえず全部つけてみましたが、物を入れてみないと高さはわからないので後回しでも良かったかもしれません。
組み立て⑦扉の取り付け~完成まで
最後に扉を取り付けます。
今回購入した物置は2枚扉のスライド式のタイプ
先にパーツをつけてから設置します
まずは扉上側につけるローラー的なものから
ネジで止めるだけなので簡単でした
次は鍵ですね
これは扉に四角い穴が空いているのではめ込むだけでした。
上下の向きだけ間違えないようにはめ込みましょう
最後に扉下側の滑車です。
これもネジで止めるだけなので簡単です
そしてこの黒いシリコン的なものは傷防止のためのものです。
扉に穴が空いているのでそこにはめ込むと開けた時に衝撃を吸収してくれるみたいですね
扉の取り付けは上側からはめてあげるだけなので特に問題なく取り付けできました。
完成!
と思ったらまさかの隙間が…
基礎も水平取れてたし改めて水平機で確認しましたが問題ありませんでした。
なぜだ…
とりあえずこのままではきちんと閉まらないので微調整します。
物置を正面から見て左側が少し下がっている?みたいなのでブロックごと手で持ち上げて妻に砂利を調整してもらいました
このサイズの物置なら組み立て後でも持ち上げることが可能なので修正できました。
ここだけは一人で出来なかった・・・
物置をDIYで組み立てるのに向いている人、向いていない人
物置をDIYで設置するのにこんな人なら向いている、逆にこんな人は向いていないと感じたことを参考までにまとめてみました。
向いていない方
- DIYに興味のない方
- ねじ回し(ドライバー)すらあまり使ったことがない方
- 説明書を読みながら作業するのが苦手な方
- 組み立てる自信がなく一人で作業を行う方
- 設置費用を支払う余裕のある方
- 時間に余裕のない方
特にDIY経験が全くなく、設置費用を支払う余裕のある方はプロに頼むべきかなと感じました
DIYだと時間もかかるし、失敗のリスクもあるのでここで挙げた内容に当てはまる方はDIYで行うメリットは少ないかもしれません。
ただし、メリットももちろんあるのでこれから挙げる内容に当てはまる方はチャレンジ推奨です
向いている方
- DIYに興味のある方
- 家具の組み立てやDIY経験がある方
- 組み立て説明書をしっかりと読んで作業できる方
- 自分で最後までやる!という強い信念がある方
- 設置費用がもったいない!と感じる方(出費を抑えたい!)
- 時間に余裕のある方
私の場合ここで挙げた全ての条件を満たしていたので問題なく出来たと考えています。
また物置とは言えDIYの醍醐味でもある完成した時の達成感が感じれることは大きなメリットです。
組み立ての実際の様子を見て自分も出来そうだなと感じた方はDIYに目覚めるきっかけになるかも知れません。
時間と労力、リスクもあることなので家族と相談してみるのもいいかも知れませんね!
物置をDIYで組み立ててみて感じたこと
物置をDIYで組み立ててみて感じたことは、『意外と簡単!』でした
私はDIY暦でいうと4年目なので全くの素人というわけではないですが、想像していたよりもスムーズに組み立てることが出来ました
所要時間は開封から完成まで約3時間ほど
業者に依頼する場合の組み立て費用は約12000円だったのでこれを浮かすことにも成功
今回DIYで行った結果は、かなり満足いくものになりました。
物置を自分で組み立てることができるのか不安な方の参考になれば嬉しいです。
それではまた!
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