DIYで格安テーブルソーを購入するなら治具作成は必須!
なぜなら格安テーブルソーは精度が悪いため真っすぐカットできなかったり、直角を出すのが大変など安いなりの理由があります。
ですが自作の治具を作成することでその悩みも改善されます。
今回はテーブルソーの治具の中でもクロスカットスレッドという木材の横引きカットが簡単になる治具を紹介します。
テーブルソーの治具といったらクロスカットスレッドというくらいオーソドックスなものなので最初に作成することをおすすめします。
この記事を読むとわかること
- クロスカットスレッドについてわかる
- クロスカットスレッドの使い方がわかる
- クロスカットスレッドの作り方がわかる
- 治具の便利さがわかる
- テーブルソーの精度が良くなる
- 木材のカットが簡単になる
クロスカットスレッドの作成自体は難しい工程はないのでDIY初心者の方でも作れます。
【横引きカット治具】クロスカットスレッドとは
クロスカットスレッドについて簡単に説明します
治具とは作業の手助けをするもの。
クロスカットは横引きという意味でスレッドとはソリの意味でここでは木材などを滑らす道具を指します。
つまり木材などを横引きするために滑らすソリという意味になります。
横引きとは写真のようにも木材の木目に対し刃が垂直に入っていく様子を表します。
クロスカットスレッドでできることを紹介
クロスカットスレッドでできることを紹介します。
基本的に木材の横引きカットをするときに活躍します。
DIYで使う木材のカットは多くが横引きカットです。
クロスカットスレッドはSPFの2×4材や1×4材などの板材を直角をだしてサイズを均一にカットすることができます。
こういった作業もクロスカットスレッドを使うことで安全かつ正確に行うことができます。
クロスカットスレッド作成①材料を用意しよう
まずは材料を揃えましょう。
必要な材料はこちら
- 土台となる合板(テーブルソーの天板より1.5倍行かない程度、あまり大きいと安定性に欠ける)
- 土台の合板の奥側につける板材(300mm以上あるといい1×4材でOK)
- 土台の合板の手前につける板材(合板と同じ長さ1×4材でOK)
- ビス20本程度
- レールにはめる材×2
- 両面テープ
端材が溜まっている人はここでフル活用しましょう!
材料がそろったら組み立てます。
レールにはめる材はレールの溝の深さ・幅を測り切り出すか、ホームセンターでレールの代わりになる材を購入しましょう
私の場合、合板をカットしてレールを作りました。
クロスカットスレッド作成②材料を組み立てよう
材料を組み立てていきます。
まずレールとなる材と土台の合板を組み立て。
レールに両面テープをつけた材をいれて上から合板を載せるとレール材がくっつくのでビスで固定
この時レール材の下にナットなどを仕込み浮かしてやると両面テープがつきやすくなります。
レールがついたらビスで固定します
レールがついた状態で一度スライドしてガタツキがなければ次のステップへ
滑りが悪い時はシリコンスプレーをレールにかけてあげるとスムーズに動きます。
板材を取り付けます。
手前は1箇所のみビスを打って後から直角を確認しならがら本固定するのでここではまだ固定しません。
ここまで来たら一度テーブルソーの刃の位置を確認するためにカットします。
刃のラインがでるのでこのラインと手前側の板材が直角になるようにビスで本固定します。
ここが重要でしっかり直角になっていないと実際にカットした時もずれてしまうので何度も確認して慎重にビス締めしましょう。
そのままビスを打つとまずずれてしまうのでクランプで抑える+先に下穴を開けておくとビスで売った時にずれなくなるので下穴➡ビスの順で固定します。
最後に実際に木材をカットしてみて直角がでているか確認して問題なければ完成です。
クロスカットスレッドを作成した感想
クロスカットスレッドを作成した感想は
- 作業効率が上がり、快適に作業できるようになった
- 意外と簡単に作成できた
- 治具を動かしてカットするため安全性が格段に上がった
- 便利なので他の治具も作成したくなった
- 直角が出せるので作品のクオリティがあがった
本当にいいこと尽くしでした。
私の使っているテーブルソーは購入した時から精度が悪く使いこなせていませんでしたが、治具を作成したことでテーブルソーの力を引き出せた気がします。
他にもさまざまな種類の治具があるので用途に合わせて作成してみてはいかがでしょうか?
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