今回はタイトルにもある通り、ドライガーデンのエリアを拡大するためにレイズドベッドをDIYしました!
ドライガーデンにどっぷりハマること3ヶ月、形になってきたメインエリア
植物はまだまだ欲しい・・・そこで春に向けて第2エリアを作成するためイメージを膨らます。
試行錯誤の結果、拡張する第2エリアはレイズドベッドにすることに。
植物はまだ植えていませんが、完成の様子はこちら!
背景のフェンスに合うように考え個人的に満足いくレイズドベッドが出来ました!
この記事では
- レイズドベッドにした理由
- 材料の選定について
- 作成の様子
- 作成してみた感想
を紹介しますので参考にしていただけたら嬉しいです。
Instagramのハイライトに作成の様子も載せているのでよかったら見てください!
レイズドベッドにした理由
今回、レイズドベッドにした理由についてですが、主な理由が3つあります。
高低差を出すため
ドライガーデンでは高低差がポイントだと考えています。
高低差がポイントとなる理由は2つ
- 高低差を演出することで原生地風な植栽ができるためカッコよくなる!
- 周りの地面より高く植栽することで水捌けがよくなる!
画像で説明した方がわかりやすいと思うので我が家のメインエリアを使って解説しますね
正直最初はこれでかなり満足していましたが、現在の様子をご覧ください
植栽も最初とは変わっているのもありますが、全然違いますよね。
これは三毳石(ミカモ石)という石を使うことで高低差を演出しています。
本当はもっと山にして高低差出したい!
好みの問題もありますが、高低差があることで原生地のような植栽ができるため、圧倒的に見栄えが良くなると素人なりに考えています。
また水捌けという点でも高いところから低いところへ水が流れるためドライガーデンエリアに水が溜まることがなくなります。
この高低差を簡単に出せるのがレイズドベッドだと考えDIYすることに。
費用を抑えるため
レイズドベッドにしたのは費用を抑えるためでもあります。
というのも先程紹介した三毳石は安くはありません。
購入時の価格は1kg=55円でした。
ちなみに我が家のメインエリアでは500キロほど使っていてそれでも足りていません。
そのため第2エリアも三毳石で枠組みをすると予算オーバーに。
そこでコンクリートブロックとガルバ波板を使ったレイズドベッドにすることでなるべく費用を抑えることにしました
背景に合わせるため
背景にウッドフェンスがあるのでこれに合うようにドライガーデンを作ることに。
ウッドデッキは写真を見てわかるように地表より高さがあります。
この基礎の部分は隠すようにしたいため、三毳石ではかなりの量が必要になってしまいます。
そこでレイズドベッドを作ることで基礎部分を隠すことができると考えました。
またガルバ波板を正面に持ってくることで見栄えもアメリカン風になるかなと。
本当はこれ置きたかったけどこちらも予算オーバー…
材料の選定について
材料の選定についてですが、メインとなるのはコンクリートブロックとガルバ波板
あとは強度を出すために試行錯誤して材料を選定しました。
使った材料はこちら
- コンクリートブロック×10
- ハーフブロック×4
- ガルバ波板7尺×2
- ドライモルタル×2
- ブロック積み用鉄筋×2
- 木製杭×4
- 全ネジ×4
- 袋ナット×8
ビスなどはウッドフェンスをDIYした時の余りを使いました。
ちなみにガルバ波板はホームセンターによって種類が違いました!
使ったのはビバホームのもの!
ちなみにカインズのものはいわゆる波板タイプのものでした!(写真撮り忘れた。)
作成の様子
作成の様子を紹介します。
設置場所はこちら!
サイズは外寸が2200㎜ × 1000㎜で作成してます
ブロックの規格サイズとガルバ波板の規格に合わせて設定しました。
DIYで設計するときは、可能であれば規格に合わせて寸法を決めると加工の過程が減るので難易度がグッと下がるよ!
基礎〜ブロック積み
まずは基礎を作ります
とりあえず人工芝を剥がして
土を耕す。
カッチカチだし、石がゴロゴロでてくるので少し掘るだけでも大変です。
ブロックを仮置き
先に断って置きますが、ブロック積みは初めてなのできちんとしたやり方を知りたい方は別で調べてください!
基礎に庭の砂利を入れてブロックで転圧
しっかり転圧!
次にドライモルタルを作ります!
このドライモルタルDIYにおすすめです!
本来なら砂とセメントを配合してモルタルを作りますがすでに混ぜてくれているので水で練るだけで簡単にできます
コメリだとインスタントモルタルっていう名前で販売してたよー
袋を開けたら適当な容器にドバーとあけます
容器はなんでもいいけど、少しずつ混ぜて行ったが簡単!
次に水を入れて練っていきます
作業する時は粉塵が飛散するので、手袋とマスク、出来たらゴーグルもあるとベスト!
こんな感じになるまで練る
先程の基礎の上に練ったモルタルを敷いていきます。
敷いたらブロックを置いていきます
隣のブロックと高さが合うように、水平器を使って微調整
ここが一番大変だけど一番大事!
ここがズレると次に積むブロックもズレるので何度もやり直したよー。
上面と側面、何回も水平を確認しながら合わせました!
本来強度を出すために鉄筋を入れていきますが、買い忘れてしまったので庭に転がっていた何かの棒で代用しました
最大三段までだし、花壇なので問題ないかなと!マネはしないでください(笑)
ブロックの穴にいれてガンガン打ち込む
穴にモルタルを流していく
隙間があるので細い棒などでつついてしっかり流し込みましょう!
横に置く鉄筋は買ってきてありました!
本来ならここで縦の鉄筋と針金で結束するのですが、必要なさそうだったので今回はやってません。(手抜きです。。。)
そしたら二段目積んでいきます
積む前にモルタルを敷きますが、均等にモルタルを敷くことで上に積むブロックも綺麗に置けるので、なるべく均等に!
二段目も水平器で確認しながら行います
ブロック置いた時にはみ出たモルタルは取っておくと完成した時キレイになります。
一気に3段目まで完成してますが、穴にモルタルを流すのを忘れずに!
初めてにしては上出来かな
ここで寸法をもう一度確認してから反対も同じ要領でやっていきます。
コテを使うと綺麗にモルタルが敷ける。
最初から使うべきでしたね。
思ったより綺麗に積めました!
ブロック積み楽しかった!
ここまで約2時間ほど!
写真だとわかりませんがウッドデッキに比べ右に斜めになってしまいましたが、よく見ないと気付かないレベルなので良しとします!
後ろだけ3段にしたのはここでも高低差を出すため!
ガルバ波板の加工
レイズドベッドの前後はガルバ波板を使います
こんなにペラペラなんでこのままでは用土と植物入れたら壊れると思うので強度出すために加工していきます。
カット方法は色々ありますが、安全なのとコストの問題で万能ハサミを使いました
材料の加工はこのカットのみです
後面はカットせずにそのままの寸法で使いますが、前面は低くなるのでその分カットします。
これも初めての試みでしたが、意外と簡単に切れます
とはいっても2100㎜あるので結構腕が疲れます
カットできたので仮置き
いい感じ!
強度を出すために木製の杭をつけていきます
杭とガルバ波板、両方にドリルで穴を開ける
全ネジを通します。
ちょうど1000㎜の全ネジが売っていました
ガルバ波板の杭に倒したら袋ナットというネジで止めます
次にナットを2つ反対から通します
ナットの1つは片側の杭まで入れて杭とガルバ波板を固定
ナットを入れた側に杭をもう1本通して
ガルバ波板もはめる
外れないようにこちらも袋ナットで固定
ナットはしっかり閉めて
ここで後面の高さを間違えたことに気づく。。。
全ネジを通す位置をブロック一段分下げる必要があったのでやり直しました
修正後
あとは杭を打ち込めば・・・
設置〜完成
杭を打ち込んでいくが・・・
全く入っていかない(笑)
実家から強力な助っ人を持ってきました
これでガンガン打ち込んでいく!
近所から苦情が来るレベルの騒音を出しながらなんとか打ち込みました
あとはガルバ波板とブロックをビスで固定します
コンクリート下穴用のビットで穴を開けてコンクリートビスで固定しました!
後ろ面も同じく。
後面は今思えばコンクリートブロックにすれば良かったなと少し後悔。
とはいえ、なんだかんだで完成!!
けっこういい感じに出来たかな?す
作成してみた感想
今回初めてのことが多く探り探りの作業でしたがなんとかイメージを形にすることが出来ました!
作成していく中で後悔ポイントもあったので念のため紹介しておきます
- 強度の面で後面もブロックすればよかった
- 杭打ちが大変
後面は見えないので特に後悔してます。まだ植栽していないので作り直すかもしれません。
杭打ちもイメージと違い全く入っていきませんでした。大きなハンマーがあったのでなんとかなりましたが少し強引になってしまいました。
もう少しやりようはあったかなと思いますが、完成とします!
ちなみに用土を入れたらこんな感じになりました
植栽の様子は別で記事を出すのでよかったら見てください!
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