今回はこの開き戸を引き戸にDIY!
引き戸には、バーンドアを採用しました。
その理由は、
- デッドスペースを減らしたい
- なるべく費用を抑えたい
- DIYでやりたい
- おしゃれにしたい
この希望に合うものがバーンドアでした。
ちなみにこの記事では購入からバーンドア設置までを記事にしています。
実際やってみて大変だったところやポイントについても解説していますのでバーンドアの設置を考えている方の参考になればと思います
今回購入したものはこちらです。
バーンドアとは
バーンドアとはアメリカの納屋や倉庫で使われていたスタイルの引き戸のこと。
英語の barn (納屋)の意味で、納屋に使われるドアのことを barn door と言います。
スチールのレール・ローラーがむき出しになっているのが特徴で、木製のドアと合わせることでヴィンテージ風な雰囲気にぴったりな引き戸です。
おしゃれなインテリアドアとして人気を博していて、DIY向けの商品も多数あります。
購入する前に【事前に準備、確認しよう】
購入前にチェック
- ドア本体は自分で用意する
- 基本的にレール、ローラー部分の金具のみの販売
- 設置予定場所に下地が入っているか確認すること
- 高さや幅が設置できるか確認すること
- 設置に必要な工具があるか
場所によっては設置できない可能性もあるので注意しよう!
ZEKKOバーンドアのレールの長さの決め方
レールの種類が5FT(1.52メートル)~15FT(4.60メートル)があります。レールの長さの決め方はドアの2倍くらいとありますが、2倍以上のものを購入しましょう。
2倍より小さいと全開にしたときの開口部が狭くなってしまいます。
逆に2倍より長くてもストッパーの位置で調節できるため長い分には問題ありません。
ZEKKOバーンドア設置手順
段ボール開けるとこんな感じで入っています。
レールが重い。重い分しっかりしている感じがします。
レールの取り付けにはある程度強度のある下地が必要ですので、下地が入っているかを購入前に確認しておきましょう。
下地のチェックはこちら
下地がない場合はホームセンターで2×4材をレール取付位置につけてそこにレールを付けることで設置できます。
開き戸を外していく
まずは既存の開き戸を外していきます。
とりあえずネジというネジを片っ端から外して行くと割と簡単に外れました。
けっこう金具多いですね。。。
ドアが外れました。
ここまで15分程度。外すのは簡単ですね
バーンドアレールの取り付け
外し終えたらバーンドアの金具を設置していきます。
まずは床からドアの高さ+43mmの位置にラインを罫書
次に実際にレールを当ててレールの穴の中心をラインが通るところで下穴を開ける部分に罫書します
傾きがないか水平器で必ずチェックしましょう。
少しでも傾いているとドアが勝手に開いたり閉まったりしてしまいます。
説明書には6mmの下穴とあるので電動ドリルで下穴を開けます。
最初に1mm➡6mmの順で開けた方が中心がずれにくくなります。
ストッパーを先にレールいれておきましょう!
この時ストッパーの両端の穴より外側にストッパーを仮止めしておいておきます。
付属のボルトでレールを固定してからではビスが邪魔をしてストッパーが端まで行かなくなるので要注意!
ストッパーは付属の六角レンチで固定できるよ
取付のコーチボルトは頭が六角タイプなので+のビットでは取付できないので注意!
下の画像のようなビットが必要です。
13mmの六角ソケットを装着
ソケットはDIYならセットタイプでの購入がコスパがいいのでおすすめ!
レールと壁の間に付属のスペーサーをいれるを忘れずに
インパクトで締めすぎて壁がへこんだ。。。お気を付けを。
- 一気にボルトを最後まで締めない
- 全箇所落ちない程度にボルトを締める
- 微調整しながら最後まで締めていく
- 結合部に段差が出ないよう注意
かなりガッチリ固定されます。ここで懸垂出来そうなくらいです。
ドアに金具を設置
次にドアに金具をつけていきます。
ボルトを通すため穴を開けます。
付属のボルトを閉めて取り付け完了!
一回レールに乗せてみます
トラブル発生
既存のドア枠にボルトの頭が当たってしまいドアを開けることができません。。。
悩んだ末、座繰りビットで金具を埋めることに。
初めて座繰りビット使ったので加工面がめっちゃ汚くなってしまいました。
すると今度はネジが長すぎてボルトが締まりません。おいー、トラブル連発です。
どうしようかと、悩んでいるとプラスチックのワッシャー的なものが余っていたのでそれをスペーサー代わりに。
問題解決です。
事前に準備していてもトラブルは起こります。
臨機応変に対応することもDIYの醍醐味!
後から調べてみるとドアに取り付ける金具の種類は他にもあるみたいでドア上部に取付できるものにすればなんの問題もなさそうです。
我が家も他のタイプのモノにすればよかったとちょっと後悔。
外れ防止と揺れ防止
ドアがスムーズに動くことを確認したら外れ防止をドア上部に取り付けます。
最後に前後の揺れ防止の部品を床に取り付けて完成!
マスキングテープで仮止めしてから取り付けるとずれないのでおすすめ。
最後に微調整
完成かと思いきや、隙間がめっちゃあります
これでは脱衣所が覗かれてしまいます。
元々あった開き戸はドア枠より小さいので当たり前ですよね。。。。
左右に木材を足してドア幅を広げることに。
画像の開き戸の時のドア止め?がドアの縦の長さと一緒だったのでこれを左右につけました。
ちょっとアクセントにしたかったので黒で塗装してビスで取り付け。
これでドアの幅が広くなって隙間がなくなりました。
わたしのように元々あった開き戸を再利用する場合はドア幅が足りないので注意!
取っ手をつけてみた
開き戸だった時の取っ手は使えないのでこれを取っ手に
セリアで買いました
アイアンなのでバーンドアの金具とマッチしていい感じです。
完成!
使った道具
- インパクトドライバー(電動ドリルだけでもOK)
- 電動ドリル
- 六角ソケット13mm
- 水平器
- コンベックス
- 下穴用ドリル
- スコヤ
- 六角レンチ(付属品)
設置してみた感想、まとめ
今回は元々あった開き戸を利用してバーンドア設置をしました。
簡単にまとめると・・・・
- 購入前に取り付けできるかチェックして事前準備をする(下地の有無、道具の準備等)
- レールの取り付けは水平器を使って傾斜のチェックを必ずする
- 元々あるドアを再利用する場合は寸法に気を付ける
- 説明書や商品ページにある取り付け手順に従って作業する
設置してよかった点は
- 動きもスムーズで開閉したときの音も静か
- おしゃれでかっこいい
- DIYでもできた
- デッドスペースを減らせた
- 開き戸と違い子供の手が挟まれないので安全
- コスパ最強(元々あったドアを使うことでさらに安く済む)
ちょっとこれはと感じた点
- レールがけっこう重いので取付の時が一人だと大変
- 工具がある程度必要(電動ドリルは必須)
- 強度のある下地が必要(我が家の場合、下地に柱があったので躊躇なくそこにつけました)
開き戸から引き戸にしたいと考えている方はバーンドアおすすめできます。
設置やドアの種類を選ぶのにこの記事を参考にしてくれたらうれしいです。
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